2014年10月5日日曜日

チョコレートケーキ



チョコレートケーキ

昔、カカオは飲み薬として飲まれていました。いまでも飲み物として飲まれています。

アメリカ軍はチョコレートを携行食として兵士に配りましたが、その味の基準をじゃがいもより少しましな程度と定めたそうです。体温で溶けないことは重要な課題だったようで再三改良に取り組んだようです。その対策としてM&M’sが開発されたのは以前にも書いたことです。

お菓子に欠かせないチョコレートが、ロマンチックな雰囲気に似合わない無骨な側面。それがケーキになったときに、逆にカカオが魔法にかかったようで、そこに人の温もりを感じて、ぞくぞくするような特別なケーキになります。

最近のチョコレートブームにある求道的なカカオ品質へのこだわりとは違う、もっと暮らしに密着したチョコレートケーキ。

ステーキを食べて、もう満腹という状態で出てくるケーキ。それは兵士の食事としチョコレートケーキでなければならず、チョコレートケーキほど贅沢なものはありません。






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